当店から徒歩で10分くらいの所にうだつ通りがある。
かつて脇町の中心は南町で約430mは、明治以前の本通りであった。
■うだつの町並み

1585年阿波藩主となった蜂須賀家政は家老稲田植元を阿北の要衝脇城代として配した。植元は、阿波藍を奨励し、養蚕業と共に商人の宿場町として栄えた。
古い商家の面影を伝える本瓦ぶき、白壁、うだつ、むしこ窓、格子造りをあしらった重厚な家々が軒を連ねている。
又、夜には行灯が一晩中ともり江戸時代にさかのぼったような気分が味わえる。
■うだつ(卯建)

町家の妻壁の横に張り出した袖壁で火よけ壁ともいい、防火の役目を果たした。当時このうだつをあげる事によりその家の繁栄を示す証でもあった。現在では、成功した事を「うだつをあげた」とか、ぐずぐずして、一向に出世出来ない事を「うだつのあがらん」とか日常に使われている。


■むしこ窓(虫籠窓)

虫籠のような形状に見えるので、そう呼ばれるようになった。木や練り土に漆喰を塗り堅牢に作り、盗難除け、また部屋の明かりとり、風通しを良くする為に作られた先人の知恵である。しかし、時代と共に装飾的な面も兼ねるようになった。
■吉田家(佐直)

吉田直兵衛が寛政4年(1792)に創業した藍商で、屋号を「佐直」とし、幕末から明治にかけて大いに繁盛した脇町では一、二の豪商であったらしい。裏手には高い石垣があり、かつては石段の近くを流れていた吉野川を利用して荷物を運ぶ際の船着場もある。
■道の駅
「藍ランドうだつ」


藍ランドうだつからは、吉田家住宅の船着場に直結している道と,ゆるやかなスロープの道がああり、大人も、子供も足をとめて、商人達の賑わったうだつのあがる町を、充分に堪能する事が出来る。
  駐車台数 バス、一般乗用車を含めて
         45台駐車が可能
又、道路の反対側の堤防から西に向いて望む吉野川はとてもすばらしい眺めです。特にお勧めは夕日を映した吉野川が最高です!
■うだつ通り夜景

夕やみがせまる頃、家の前に設置された、行灯にうす明かりがともり、江戸時代にタイムスリップしたようで目をつむると、どこからともなく商人達の足音が聞こえるような気にさせられる。この行灯は防犯灯をも兼ねている。一度訪ねてみてはいかがですか。


関連リンク集

※徳島・脇町周辺の観光について知りたい方は、こちらもご覧ください。

阿波ナビ
徳島ファンクラブ
徳島県ロケーション・サービス
徳島県美馬市ホームページ
徳島県のホームページ


●うだつにお立ち寄りの際は当店にもお越しくださませ●


トップページ/お店の案内/メニュー/うだつ散策/うどんの作り方/お土産/お問い合わせ


Copyright(C) 2005-2010 Udon no Gen.